かんぽ生命の学資保険に入るべきではない理由とは

かんぽ生命の学資保険に入るべきではない理由とは

子どもが産まれると学資保険に加入する方は非常に多くいます。中でもかんぽ生命の学資保険は人気が高く、シェア№.1を誇っていました。

現在ははじめのかんぽという名前で販売されていますが、その他の保険会社が返戻率重視の商品を発売し人気が低迷しているのです。今回はかんぽ生命の学資保険について紹介しようと思います。


はじめのかんぽの特徴

特徴の1つとしては、はじめのかんぽはコースが3つあります。ライフプランに合わせて選択が可能です。

  1. 大学入学時の学資金準備コース
  2. 小・中・高+大学入学時の学資金準備コース
  3. 大学入学時+在学中の学資金準備コース

学資保険を貯める目的別で選べるようになっているので、預貯金で賄えないような資金が出ていく時期を考えてコースを選択ができます。

特徴の2つ目は、契約者である親が死亡した場合保険料の払込は免除されますが、学資金を受け取る時期にはしっかりとお金を受け取ることができます。これは一般の生命保険会社が扱う学資保険と同様です。

特徴の3つ目は、出生予定日の140日前から加入することができます。少しでも早く積立を始めることで、月々の保険料を抑えることができます。

特徴の4つ目は、17歳満期もあることです。推薦入試やAO入試など入試制度の多様化で、早いケースでは高校3年生の秋に受験費用や入学金が必要になります。その時の出費に備えて17歳満期が設定できるようにしている点は、はじめのかんぽの特徴です。

その他と特徴としては、保険料の支払を満期時までではなく12歳までに払い込むことができる点、特約として医療特約が付帯されている点です。医療保障は入院、手術、放射線治療を受けた時に対象となるものです。

はじめのかんぽは加入して良い?

学資保険に加入するメリットとして、支払った保険料に対して満期時に受け取れる金額が増えていることです。返戻率が良ければ加入する意味はあるのですが、はじめのかんぽはどうでしょうか。

実ははじめのかんぽは、2016年8月の保険料率の改定で元本割れするようになり、2017年4月の保険料改定でさらに返戻率が下がってしまいました。医療保障の特約の保険料は、積立に回らない掛け捨てになります。そのため返戻率は94%から95%になっているのです。

学資保険は返戻率が高くなければ加入する意味がありません。元本割れする学資保険は必要ありませんし、たとえ返戻率が100%を超えたとしてもその数字が101%ほどであれば、10年以上積み立てたにも関わらず増えるのはたった数万円程度です。加入するのであれば、返戻率重視で保険を選ぶべきです。

さいごに

はじめのかんぽは医療保障が付くことから良い商品に見えるかもしれませんが、医療保険と比較すると物足りなさがあります。物足りなさを補充するために共済などに加入すると保険料がさらに高くなります。

もし医療保障に魅力を感じているようであれば、返戻率の高い学資保険と一般の医療保険に加入してあげましょう。そのほうが保険料も抑えられるはずです。

はじめのかんぽは返戻率が下がり元本割れをしてしまいます。返戻率が高い学資保険や、学資保険にこだわらず終身保険で学資金を準備する方法もありますので、しっかりと比較するようにしましょうね。

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