医療保険はどっちがお得?終身払と60歳払済の保険料を比較!

医療保険はどっちがお得?終身払と60歳払済の保険料を比較!

保険には終身払と払済という方法があります。医療保険にも同様で、加入時に払込期間を決め月々の保険料を割り出す形となっています。

終身払と払済、それぞれにメリットとデメリットがあります。どちらを選択すると、より賢く医療保険に加入することができるのでしょうか。

今回は30歳男性を例にあげ、保険料を終身払にした場合と、60歳払済にした場合を比較してみようと思います。


 終身払のメリットとデメリット

終身払とは、保険料を一生涯支払っていく方法です。保険料は加入した当初から変わることなく、一定の保険料を生涯払い続けます。

メリット

終身払のメリットは保険料が安いことです。医療保険の保険料は平均寿命まで生きることを前提に保険料が決められており、長い期間かけて保障を買っていきます。

クレジットカードの分割払いも支払回数が多いほど月々の負担が減りますよね。それと同様、支払回数が多い終身払は保険料が安く設定できるのです。

デメリット

一方で終身払は、年金生活者になっても月々の支払が続きます。医療保険くらいの保険料でしたらあまり負担は感じないかもしれませんが、その他の保険も終身払にしておくと、保険にかかる月々の出費は侮れませんよね。

また、平均寿命以上に長生きした場合は、生涯の総支払保険料が高くなります。日本はどんどん平均寿命が伸びている状況ですので、総支払保険料がさらに増える可能性があるのです。

払済のメリットとデメリット

払済とは、60歳や65歳、もしくは加入から10年で保険料を払いきってしまう方法です。保険料は加入時から変わることなく一定で、払込が終了すると月々の保険料の負担がなくなり保障のみが一生涯残ります。

メリット

払済を選択すると老後の保険料の負担がなくなります。老後は病気のリスクも高まり、収入も年金のみの場合が多くなりますから、保険料の負担がなくなるのは大きなメリットといえます。

また、生涯の総支払保険料が終身払より安く抑えることが可能です。医療技術の進歩で平均寿命が伸びており、今後さらに伸びていくことを考えると、払済の方が得できる可能性が極めて高くなります。

デメリット

払済は終身払に比べて月々の保険料が割高です。短い期間で生涯の保険料を払い終えてしまう方法ですから、期間を短くすればするほど高くなります。

医療保険は基本掛け捨ての保険ですから、月々の出費が増えることで老後資金の貯蓄等に回せる金額が少なくなってしまいます。

終身払と払済を比較

オリックスの新キュアという医療保険で終身払と払済を比較し、生涯の総支払保険料を比較してみましょう。

30歳男性が入院給付金5,000円と先進医療の保障を選択したとしましょう。(終身払いの場合は平均寿命である81歳で計算します。)

プラン 支払年数 保険料/月 総支払保険料
60歳払済 30年 2,276円 819,360円
65歳払済 35年 2,022円 849,240円
終身払 51年 1,582円 968,184円

表を見ていただくとわかるように、終身払の方が生涯の支払保険料が高くなっています。終身払は平均寿命で計算していますが、さらに長生きすることで支払もどんどん増えることになってしまいます。

今回はオリックス生命のキュアという医療保険で試算しましたが、払済にした方が総支払保険料が安く済むのは他の保険会社も同様です。

さいごに

医療保険に加入する際は、終身払と払済を選択しなければなりません。どちらにもメリットとデメリットはありますのでよく比較する必要があります。

総支払保険料のことや老後の支払リスクを考えると、払済をおすすめしたいと思います。しかし、年齢が高くなるほど月々の保険料の負担が大きくなります。負担が大きくなり家計を圧迫してしまうようなら、終身払が良いですね。

保険に加入するときは収支のバランスをしっかり見極め、負担にならない保険料の保険に加入するようにしましょう。

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