女性向けの医療保険はどこを比較したら良いの?

女性向けの医療保険はどこを比較したら良いの?

各保険会社、女性向けの医療保険を取り扱っています。女性は女性特有の病気にかかりやすいことが、あえて「女性向け」の医療保険が存在する理由です。子宮系の病気は女性のみに発症する病気ですが、甲状腺の病気、関節リウマチ、鉄性欠乏貧血など男性でもなり得る病気ですよね。しかし発症率を見ると圧倒的に女性の方が高く、発症率が高いということは医療保険から給付を受ける確率が高いということです。女性向けの医療保険は需要があるため、保険会社も女性特有の病気に特化した商品を取り扱っているのです。

女性向けの医療保険といっても、大きく分けて種類が2つあります。今回はこの2つを比較していきたいと思います。


女性向けの医療保険は2種類

女性向けの医療保険は、基本的に一般の医療保険と保障の内容は変わりません。どこが違うというと、女性特有の病気で入院したり手術をした場合に、一般の医療保険に上乗せして給付を受けられるという部分です。

つまり、一般の医療保険が入院日額が5,000円であっても、女性特有の病気に対する上乗せをしていることで入院日額が10,000円受け取れることになります。病気は限定されますが、保障を手厚く持てるということなのです。ですから、女性向けの医療保険を比較するポイントとしては医療保険と大きく変わることはありません。

医療保険にも2種類があり、掛け捨てタイプ、貯蓄タイプがあり、女性向けの医療保険も2つのタイプに分けられます。そして、保険期間が決まっている定期型と一生涯保障が続く終身型があるのも、一般の医療保険と同様です。

どのタイプがおすすめかというのは、それぞれ違いますがメリットとデメリットを比較して選んでいきたいですね。

「掛け捨て」タイプの女性向け医療保険

メリット

掛け捨ての医療保険がもつメリットとしては、月々の保険料が安いことがあげられます。解約時や保険期間の満期を迎えた時、あるいは数年毎にボーナスが受け取れるといったことがないので、保険料を抑えることができるのです。

払込期間は払済といい、60歳や65歳までに保険料の支払いを終えることができるのもメリットの1つです。保険料の払込を現役中に終えることで老後の負担が減り、保障だけ一生涯もつことができます。

また、掛け捨てタイプを選択しておくことで将来見直しをしやすい点があります。医療保険を見直し違う保険に乗り換える必要が出てきた場合、今まで支払った保険料に対してどれくらい損をするのかなどを考える必要がありません。保障内容の比較さえすれば、乗り換えができてしまいます。

デメリット

掛け捨てという言葉を嫌がる方もたくさんいらっしゃるのは、使わなければ保険料を支払っているだけという感覚があるからですね。保険はあくまでも万が一に備えて最低限を準備しておくものなのですが、やはり使うことを想定しない場合は無駄に感じることもあるかもしれません。

健康に絶対の自信がある方ですと、保険料が安くても掛け捨てには魅力を感じないかもしれませんね。

「貯蓄」タイプの女性向け医療保険

メリット

貯蓄ですから、月々支払った保険料が解約時、または加入から数年後に戻ってくるタイプです。健康に自信がある方は医療保険を使うことがないかもしれませんので、支払った保険料が全額戻ってくる可能性が高くなります。保険会社によっては支払った保険料に少し上乗せされて、戻ってくることもありますよ。

デメリット

デメリットとしてあげるとすると、月々の保険料が割高だということです。保険会社としては将来お金を返金する必要がありますから、そのお金を確保するために保険料が高く設定されているのです。

また、医療保険を見直す時に損する可能性があります。医療保険は医療技術の進歩によって日々変化しており、今加入している保険と医療技術が合わなくなり、将来的に見直しが必要になることがあります。そういった場合、貯蓄タイプの医療保険を解約して別の保険に加入しますが、途中解約すると今まで支払っている保険料の全額が返金されません。つまり、月々の負担が掛け捨てよりも大きいにもかかわらず、それを掛け捨てていることと同じになってしまうのです。

さらに、貯蓄型の医療保険は払済を選択することができません。一生涯保険料を支払続けなければなりませんので、老後の負担もあります。

「掛け捨て」タイプと「貯蓄タイプ」の総支払保険料を比較

掛け捨てと貯蓄タイプのメリットとデメリットを比較しましたが、総支払保険料も大事な比較ポイントです。上記で、掛け捨ての保険は払済ができますが、貯蓄タイプは終身払しかできないとご紹介させていただきました。この仕組によって、一生涯医療保険に支払う保険料に差が生まれてしまうのです。

30歳女性が掛け捨てタイプの医療保険と貯蓄タイプの医療保険に加入した場合を例にして比較してみましょう。

今回はあんしん生命で試算します。

  • 入院日額5,000円(女性疾病を5,000円上乗せ)
  • 払済は60歳
  • 貯蓄タイプは女性の平均寿命86歳まで保険料を支払う
  • 貯蓄タイプは60歳に健康還付金を受け取る(30年間1度も医療保険から給付金を受け取らないという前提)
タイプ 保険料/月 総支払保険料
掛け捨て(メディカルKit NEO) 2,419円 870,840円
貯蓄(メディフットRe) 3,554円 1,279,440円

総支払保険料を比較すると貯蓄タイプの方が高くなっています。しかし、60歳までに1度も医療保険を使わなけれなば支払った保険料が100%戻ってくるタイプの保険ですから、60歳で1,279,440円を受け取ることができます。

問題は貯蓄タイプは終身払ですから、60歳から86歳までの26年間も月々3,554円の支払が続くのです。つまり、3,554円×12ヶ月×24年=1,023,552円を支払うこととなり、60歳以降は掛け捨ての保険となるのです。ここで掛け捨てタイプと比較すると、総支払い保険料が掛け捨てタイプの方が抑えられているのがおわかりいただけると思います。

今後平均寿命が伸びていくと言われてますし、平均寿命より長生きすることで総支払保険料はさらに増加していくことも抑えていただきたいポイントです。

さいごに

掛け捨てと貯蓄、両方の医療保険を比較しましたが、それぞれにメリットとデメリットがあります。総支払保険料を比較すると掛け捨てタイプを選ばれるかもしれませんが、60歳以降に医療保険はいらないと考えている方でしたら貯蓄タイプも選択肢の1つだと思います。

今回は女性向けの医療保険の比較というお話でしたが、女性向けと謳っていても基本は医療保険と変わりありません。どちらのタイプが自分にあっているのか、しっかり比較をしてくださいね。

 

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