緩和型医療保険の特徴とは?一般の医療保険と比較!

緩和型医療保険の特徴とは?一般の医療保険と比較!

医療保険には一般に医療保険の他に、緩和型の医療保険があります。これによって、持病で保険の加入を諦めていた方々が医療保険に加入できるようになりました。

ただし、保険会社は持病がある方を引き受けるわけですから、支払のリスクが高くなるため条件を設けています。それは保障内容であったり、告知内容だったりします。

今回は一般の医療保険と緩和型の医療保険の比較をしてみようと思います。


緩和型医療保険の3つの特徴

1つ目の特徴は一般の医療保険と比較して、保険料が割高になっています。およそ1.6倍から2倍と言われています。持病があるということは、持病での入院や手術のリスクが高いわけですから、保険会社にとっては給付金の支払確率が高くなりますよね。保険料を高くして、そのリスクに備えているのです。

2つ目は告知に関して、一般の医療保険が7個から10個程の告知事項があるのに対し、緩和型医療保険は3個から4個になっています。この告知事項に対して、「はい」「いいえ」で答えるという簡単なものになっています。

3つ目はほとんどの保険会社では、契約から1年が経過するまでは保障が半分に抑えられています。つまり、一般の医療保険で入院した際は1日につき5,000円を受け取れるのですが、緩和型医療保険の場合加入から1年間は、1日につき2,500円しか受け取ることができません。

緩和型医療保険のメリットとデメリット

メリット1

緩和型医療保険は、加入時点で医師に入院や手術を勧められいる場合を除き、持病の悪化や過去の病気が再発しても保障の対象となります。一般の医療保険の場合、過去の持病に関して条件がつく可能性が高く数年間保障の対象外となりますが、緩和型医療保険は原則保障の対象となっています。

メリット2

告知事項が少ないためシンプルに「はい」「いいえ」を答えるだけでよく、現在の健康状態や過去の病歴に関して詳細に告知する必要はありません。

例えば、ある保険会社では以下の3つの告知事項を定めており、全て「いいえ」でしたら申込が可能です。

  • 最近3ヶ月以内に、医師に入院・手術・先進医療を勧められたことがありますか。
  • 過去2年以内に、入院したことまたは手術を受けたことがありますか。
  • 過去5年以内に、がん・肝硬変・慢性肝炎で、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがありますか。

保険会社によって告知事項の数や内容は異なりますが、聞かれていることに関して答えるだけで良いのです。

一般の医療保険の場合は、例えば尿管結石があり手術や入院せずに通院治療で様子を見るということも詳細に告知しなければならず、加入時には尿管等の部位に数年間の条件がつく場合が多いです。緩和型医療保険の場合は告知事項に該当せず記入する必要がありません。

デメリット1

何より保険料が割高なことが気になるかもしれませんね。医療保険は基本掛け捨てになってしまうので、1.6倍から2倍の保険料は気になるところだと思います。

デメリット2

告知事項に関してはシンプルに答えるだけで良いというところがメリットと紹介しました。その反面、シンプルがゆえに細かな事情を一切考慮してもらえない点はデメリットといえます。

持病や既往歴が軽いか重いかや、完治後何年経っているかなどを具体的に記入できる一般の医療保険は、人それぞれの事情を考慮して無条件で引き受けてもらえる場合や、条件付きで引き受けてもらうことが可能です。

一方緩和型医療保険はそういった細かい事情は考慮されず、告知事項に「いいえ」があると加入することができないのです。

デメリット3

緩和型医療保険の特徴でもある、1年間は保障が半分になってしまうことです。持病や既往歴に関する入院や手術だけではなく、全ての怪我や病気で保障が半分になってしまいます。

これは、保険会社側が詳細告知を求めていない分健康状態を把握できないため、最初の1年間は病気になるリスクが高いと判断しているのです。

最近一部の保険会社で、1年間の保障を半分にしないという商品がリリースされました。しかしその分保険料が割高になっているので、しっかり他の商品と比較してほしいと思います。

デメリット4

一般の医療保険は特約が豊富にあり、心配な病気に関して手厚くすることができます。緩和型医療保険の場合は、付けられる特約が限られているのと、特約の保険料も割高に設定されています。

三大疾病払込免除特約といい、三大疾病になった場合以後の保険料が免除され保障だけ持つことができるという特約は、緩和型医療保険で付けられないことがほとんどです。

緩和型医療保険はどこを比較すべき?

緩和型医療保険の特徴や、メリットとデメリットをお話してきましたが、他社比較をする場合は、まず自分が加入できるかどうか告知事項を比較する必要があります。

保険会社によって告知事項が厳しかったり、緩かったりと様々です。まずは加入できる保険会社をピックアップしてみましょう。

その次に比較をするとしたら保険料です。どこの保険会社も緩和型医療保険は特約がほぼ付けられないですし、保障内容は非常にシンプルになっています。ですからその部分を比較してもほぼ同じですので、保険料を比較してみる必要があります。

その2つを比較して、納得ができるようであれば加入するようにしましょう。

さいごに

緩和型医療保険を検討する前に、まずは一般の医療保険にトライしてみましょう。持病や既往歴によっては緩和型医療保険しか選択肢がない方もいらっしゃいますが、一般の医療保険でも引き受けてもらえる可能性があれば、まずは一般の医療保険に申し込みます。

条件が付いてもその条件が数年後になくなる場合もありますし、ある部位に条件が一生付いたとしても保険料は割安で、条件が付いていない部位に関しては加入後すぐ保障の対象となります。

一般の医療保険にまずはトライしてみることをおすすめします。

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