医療保険は掛け捨てがおすすめ?その理由とは

医療保険は掛け捨てがおすすめ?その理由とは

医療保険を探していると、同じ保険会社から同じ保障内容で2種類の商品を見つけるかもしれません。それは、掛け捨ての医療保険と貯蓄性のある保険です。

多くの方々は、貯蓄性の方がよく聞こえるのではないでしょうか。


医療保険は掛け捨てがおすすめ?

医療保険には、掛け捨てと貯蓄性がある保険の2つがあります。掛け捨てとは、毎月保険料を支払い支払い事由が発生した場合のみ給付金が受け取れます。つまり、支払事由が発生しなければ給付金は受け取れず、保険料の支払いだけが続きます。掛け捨てなので、保険料は当然安く抑えられています。

一方貯蓄性がある保険は、60歳や70歳、または加入から10年毎に健康お祝い金として、支払った保険料の一部が戻ってきます。毎月の保険料を保険会社に貯金しているイメージで、健康お祝い金が受け取れる年齢になれば貯金が手元に戻ってくるのです。ただし、健康お祝い金をもらうまでの間に病気や怪我をして医療保険の給付金を受け取った場合、保険会社に貯金している保険料から支払われますので、健康お祝い金をもらえる年齢になった時、貯金した保険料から受け取った金額が差し引かれて戻ってきます。貯蓄性がある保険は保険料が高くなります。

これだけ説明すると、もしかしたら使わない可能性がある医療保険であれば貯蓄性があった方が良い、と思われる方も多いと思います。しかし、掛け捨ての医療保険は60歳や65歳までに保険料を支払いきってしまう短期払が可能です。もちろん、保障は一生涯続きます。一方貯蓄性のある保険は、終身払になってしまうので一生涯支払い続けなければなりません。

ここで例を1つご紹介します。

30歳男性が掛け捨ての保険で毎月保険料1,909円を65歳まで支払った場合と、貯蓄性のある保険で保険料が毎月3,399円を支払った場合の生涯総保険料を比較します。(60歳まで 1度も給付金を受け取ることなく、健康お祝い金を受け取れる)

〈掛け捨て〉

35年間×12ヶ月×1,909円=801,780円

〈貯蓄〉

30年×12ヶ月×3,399=1,223,640円 (この金額が全額受け取れます。)

※男性の平均寿命が81歳なので、残り21年間保険料を支払うと

21年×12ヶ月×3,399円=856,548円

掛け捨てと貯蓄を比較すると、一生涯支払う保険料が掛け捨ての方が安くなります。また、老後に保険料の支払いがない掛け捨てに比べて、貯蓄の方は老後も支払いを続け85万円以上の保険料を支払わなければなりません。必ずしも平均寿命で亡くなるわけではありませんので、早く亡くなれば支払いは少なくて済みますが、これから平均寿命がどんどん長くなると言われている時代ですから、平均寿命が伸びるだけ支払い続けなければなりませんね。

このような理由から、医療保険は掛け捨てをおすすめしています。

さいごに

掛け捨ての医療保険を選ぶ際、必要な保障内容は最低限で良いと思います。保険はあくまでも安心を買うものであり、特約をフルに付加したから安心できる、というものでもありません。

万が一病気や怪我をして、突然の出費が負担になるリスクを軽減するためのものですから、最低限は保険から受取り、残りは預貯金でやりくりするほうが望ましいのです。病気や怪我をしなければ使うことがない医療保険に対して、毎月の支払いが負担になるほどの保険料をかけるのはもったいないですよね。

そのためにも保障はシンプルに、最低限もつようにしましょう。

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