長期入院に備えるには730日型の医療保険がおすすめ?

長期入院に備えるには730日型の医療保険がおすすめ?

現在の医療の現場は、短期入院を主流にしてベッドの回転率を良くすることで経営を成り立たせています。がんでさえ短期入院になり、通院治療がメインとなっているのです。

しかし、統合失調症や認知症、アルツハイマー、脳血管疾患といった病気は入院が長引くというデータがあります。

医療保険で長期入院に備えるためにはどうしたら良いのでしょうか。


730日型の医療保険がおすすめ?

入院が短期化していることから、医療保険では60日型を選択する方が非常に多いです。そもそも医療保険は、60日型、120日型、730日型というように1つの傷病で入院した場合、給付を受けられる日数の上限が決められています。

つまり、60日型に加入していると1つの傷病で63日入院すると、3日分は保障の対象外となるのです。「通算の支払日数を1,000日」としている保険会社も、1つの傷病に関しては選択した日数分しか支払われず、各々の傷病で入院した日数の通算が「1,000日分支払われる」というだけですので、この部分は注意が必要です。

厚生労働省の調べによると、アルツハイマーで入院すると平均入院日数は236日です。もし60日型の医療保険に加入していると、176日分は支払われず自己負担となります。最初から60日型ではなく730日型の医療保険に加入していると、236日全てが支払対象となるため、医療費の自己負担は限りなく軽減することができおすすめです。

730日型に加入する必要はある?

医療保険は掛け捨てが主流であり、使わなければ保険料を支払っているのみです。60日型の医療保険と730日型の医療保険を比べると、保険料的に2,000円近くの差があります。

将来の長期入院に備えて730日型の医療保険に加入するのも1つの方法ですが、9割の患者は60日以内で退院しているのが現状です。残りの1割に自分が入るとわかっていれば730日型に加入しても良いと思いますが、あえて月々の支払い保険料を高くして備えなくても良いのではないでしょうか。

今後は通院や在宅医療が加速していくことが考えられますので、医療保険は最低限を用意するようにし、長期入院に備えて掛け捨ての保険料ではなく貯蓄にお金を回すことをおすすめします。

さいごに

アルツハイマーや認知症などの病気は730日型の医療保険に加入する他、一時金で備える方法があります。該当する病気になった場合、加入時に定めた金額を一時金として受け取ることができるのです。こういった方法で長期入院に備えることもおすすめです。

また、脳血管疾患に関しては、各保険会社が支払日数無制限だったり、支払日数をプラス60日にするなどの特約を設けています。

長期入院を心配される方は、そのような特約もしっかり見比べてみると良いですね。

医療保険のおすすめカテゴリの最新記事