かんぽ生命の終身保険はおすすめ?注目ポイントは一体どこ?

かんぽ生命の終身保険はおすすめ?注目ポイントは一体どこ?

終身保険に加入しようと考えた時、いろいろな保険会社があり迷ってしまいますよね。国内生命保険から外資系、損保系の保険会社など、選択肢は豊富です。その1つにかんぽ生命があります。

昔の郵便局保険ですから安心感があり、加入を検討したり、実際に加入されている方が非常に多いと思います。

今回は終身保険として、かんぽ生命はおすすめか?という疑問に迫っていきたいと思います。


かんぽ生命の終身保険とは

終身保険というのは生涯に渡って保障が得られる生命保険のことを指します。かんぽ生命の終身保険は、保障内容が異なる4つの商品から選択することが可能です。

新ながいきくん、新ながいきくん(ばらんす型2倍)、新ながいきくん(ばらんす型5倍)、新ながいきくん(おたのしみ型)の4つです。

それぞれの違いというと、新ながいきくんは一生涯死亡保険金が変わらないタイプの保険です。つまり、加入時からどの時点で亡くなっても加入時に決めた金額を受け取ることができます。一方ばらんす型は、保険料の払込期間が満了するとそれ以降の死亡保険金が削減されてしまいます。つまり、1,000万円の死亡保障を持つために65歳で保険料の払込を終えた場合、66歳からの死亡保障がばらんす型2倍だと500万円に、ばらんす型5倍だと200万円になるということです。

おたのしみ型は保険料払込満了後と5年毎4回に生存給付金が受け取れます。生存給付金を受け取る代わりに、死亡保障がその都度減額されていく仕組みです。上記の例の場合、65歳を迎えると200万円が受け取れますが65歳から70歳の間の死亡保障は800万円となり、70歳の時点で生存していれば200万円を受け取り70歳から75歳の死亡保障は600万円となります。このように4段階で生存給付金が受け取れる一方で、死亡保障が減額されていくようになっています。

主契約は以上の形ですが、医療保障を特約でつけることができます。CMでもおなじみの、その日からプラスという特約です。入院1日目から入院保険金日額の5日分を上乗せして受け取れるという特約で、短期入院が主流となっている現状に沿った特約です。

かんぽ生命はおすすめなの?

かんぽ生命は日本郵政公社の民営、分社化により誕生した日本郵政グループの生命保険会社です。他の保険会社と比べて破綻の可能性が低い為、安心感はあるかもしれません。

しかし、ばらんす型5倍などという名前が付いていますが保障が減額されるという問題点があります。亡くなる確率でいうと、保険料の払込を終えてからの方が高くなりますがその時に十分な死亡保障を受け取ることができないのです。

また、かんぽ生命を解約してお金を受け取ろうとした時、返戻率が低く今まで支払ってきた総支払保険料より戻ってくるお金が少なくなります。終身保険は貯蓄性があることで加入される方が多いのですが、かんぽ生命は途中で解約してしまうと損してしまうのです。

かんぽ生命は保険料が安いというイメージがあると思いますが、オリックス生命のライズと比較してみましょう。30歳の男性が1,000万円の死亡保障が付いた保険に加入し、保険料の払込を65歳までに終えるように設計してみましょう。単純に死亡保障のみの保険料を比較するため、かんぽ生命は一生涯保障額が変わらない新ながいきくんで、医療保障特約を付けないシンプルな形で比較したいと思います。

そうするとかんぽ生命の月々の保険料は24,900円でした。オリックス生命のライズは18,870円となります。月々の支払としては、6,000円の差は大きいですよね。

以上のような理由から、かんぽ生命の終身保険はあまりおすすめできないのです。

さいごに

終身保険に加入する目的としては、一生涯の保障であったり、貯蓄目的という方が多いと思います。どちらの使いみちもできるのが終身保険の良さですが、残念ながらかんぽ生命の終身保険はどちらも良さも1歩足りない感じが否めません。

日本郵政グループということで安心感はあると思いますが、その他の保険会社でも十分に安心してお金を預けられる保険会社はあります。終身保険を検討されている方は、しっかりと2つの役割を果たしてくれる保険会社を探してみることをおすすめします。

 

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